オーストラリア・東チモール

主なプロジェクト
イクシスLNGプロジェクト及び周辺鉱区
契約地域 (鉱区) |
作業状況 | 事業会社(設立) | 権益比率 (*オペレーター) |
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WA-50-L | 生産中 | INPEX Ichthys Pty Ltd (2011年4月5日) |
*同社 66.245% TOTAL 26.000% CPC 2.625% 東京ガス 1.575% 大阪ガス 1.200% 関西電力 1.200% JERA 0.735% 東邦ガス 0.420% |
WA-51-L | |||
WA-84-R | 探鉱中 (ガス・コンデンセート発見構造の評価を実施している鉱区) |
INPEX Browse E&P Pty Ltd (2013年10月21日) |
同社 40% *Santos 60% |
WA-85-R | |||
WA-86-R | |||
WA-56-R | *同社 60% TOTAL 40% |
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WA-80-R | 同社 20.0000% *Santos 47.8306% Chevron 24.8300% Beach 7.3394% |
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WA-281-P | *同社 29.5% Santos 70.5% |
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WA-57-R | 同社 20% *Santos 30% Chevron 50% |
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WA-58-R | |||
WA-74-R | |||
WA-79-R | |||
WA-81-R | |||
WA-274-P | 探鉱中 | ||
WA-285-P | *同社 62.245% TOTAL 30.000% CPC 2.625% 東京ガス 1.575% 大阪ガス 1.200% 関西電力 1.200% JERA 0.735% 東邦ガス 0.420% |
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WA-494-P | *同社 100% | ||
WA-532-P | |||
WA-533-P | |||
WA-343-P | *同社 60% TOTAL 40% |
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AC/P36 | *同社 50% Murphy 50% |
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AC/P66 | *同社 100% Murphy 50% |
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EP(A)318 | INPEX Oil & Gas Australia Pty Ltd (2012年2月28日) |
(2020年3月末時点)
イクシスLNGプロジェクト
1998年に本プロジェクトが位置する鉱区の探鉱権を取得し、その後の探鉱・評価作業や基本設計作業などの開発準備作業を経て、2 0 1 2 年1月に最終投資決定(FID)をしました。生産に必要な施設の建設作業や試運転作業を経て、2018年7月に生産を開始し、その後、順次コンデンセート、液化天然ガス(LNG)、液化石油ガス(LPG)各製品の出荷を開始しました。生産ランプアップは極めて順調に進み、2019年は104隻のLNGカーゴをダーウィンの陸上ガス液化プラントより出荷しました。2020年は、プラトー(安定)生産を前提として、月に10隻程度のLNGカーゴの出荷を見込んでいます。
イクシス周辺鉱区
当社はイクシスLNGプロジェクト周辺に20の探鉱鉱区を保有し、現在探鉱活動を実施しています。これまでの探鉱活動で発見されたガス構造は少なくとも11鉱区にわたり、これらの発見について現在評価作業を行っています。今後の探鉱・評価作業により相当量の原油・天然ガスが確認された場合には、イクシスLNGプロジェクトとの相乗効果など、事業のさらなる拡大が期待されます。




プレリュードFLNGプロジェクト(WA-44-L鉱区)
契約地域 (鉱区) |
作業状況 | 事業会社(設立) | 権益比率 (*オペレーター) |
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WA-44-L | 生産中 | INPEX Oil & Gas Australia Pty Ltd (2012年2月28日) |
同社 17.5% *Shell 67.5% KOGAS 10.0% OPIC 5.0% |
(2020年3月末時点)
プレリュードFLNGプロジェクト
当社は、2012年6月にShell社がオーストラリア北西部沖で開発中のプレリュードFLNGプロジェクトの権益17.5%を取得しました。プレリュードFLNGプロジェクトは、西オーストラリアブルーム市の北北東約475キロメートルの沖合にあるWA-44-L鉱区のプレリュードガス田及びコンチェルトガス田より、LNG年間360万トン、LPG年間約40万トン(ピーク時)、コンデンセート日量約3.6万バレル(ピーク時)をFLNG方式(浮体式)により生産・液化・出荷するプロジェクトです。
オペレーターのShell社は、2011年5月にFLNG方式による最終投資決定(FID)を行いました。その後、生産に必要な施設の建設作業や試運転作業を経て、2018年12月に生産井からのガス生産を開始しました。その後、2019年3月にコンデンセートの出荷を開始し、同年6月にはLNGの出荷を開始しています。


ヴァンゴッホ油田、ラベンスワース油田ほか
契約地域 (鉱区) |
作業状況 (生産量、2019年12月期平均、全鉱区ベース) |
事業会社(設立) | 権益比率 (*オペレーター) |
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WA-35-L (ヴァンゴッホ限定エリア) |
生産中 -原油:日量12千bbl |
アルファ石油株式会社 (1989年2月17日) |
同社 47.499% *Santos 52.501% |
WA-35-L&WA-55-L鉱区 | 同社 47.499% *Santos 52.501% |
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WA-43-L (ラベンスワース油田) |
生産中 -原油:日量4千bbl |
同社 28.5% *BHPBP 39.999% Santos 31.501% |
(2020年3月末時点)
当社が1999年7月に取得した西豪州沖合WA-155-P(PartI)鉱区では、その後の探鉱作業でヴァンゴッホ油田及びラベンスワース油田が発見され、それぞれWA-35-L、WA-43-L鉱区として生産ライセンスを取得しました。その後、2010年2月、8月からそれぞれの油田で原油の生産を開始しています。WA-35-L鉱区及びWA-55-L鉱区にまたがるコニストン油田では、2011年12月から開発作業を行い、2015年5月に原油の生産を開始しています。


バユ・ウンダンプロジェクト
(PSC-TL-SO-T 19-12(旧JPDA03-12鉱区))
契約地域 (鉱区) |
作業状況 (生産量、2019年12月期平均、全鉱区ベース) |
事業会社(設立) | 権益比率 (*オペレーター) |
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PSC-TL-SO-T 19-12 | 生産中 -原油:日量16千bbl -天然ガス:日量412百万cf -LPG :日量9千bbl |
サウル石油株式会社 (1993年3月30日) |
同社 19.2458049% *ConocoPhillips 61.3114766% Santos 19.4427185% |
バユ・ウンダンユニット | 同社 11.378120% *ConocoPhillips 56.943372% Eni 10.985973% Santos 11.494535% Tokyo Timor Sea Resources(JERA/東京ガス) 9.198000% |
(2020年3月末時点)
当社は1993年4月にオーストラリアと東チモールの共同管理下にあるチモール海共同石油開発地域( J P D A )の旧JPDA03-12鉱区の権益を取得しました。その後の探鉱作業を通じて複数の原油・ガスを発見し、そのうち、ウンダン構造では、隣接する旧JPDA03-13鉱区のバユ構造と一体であることが判明したため、両鉱区の権益保有者が1999年にユニタイゼーションを行い、バユ・ウンダン ガスコンデンセート田として共同開発を開始しました。その後、同プロジェクトでは2004年よりコンデンセート及びLPG、2006年2月よりLNGを生産・出荷しています。なお、2019年8月にオーストラリア政府と東チモール政府が海上国境条約を批准したことにより、JPDAは廃止となり、同鉱区は東チモール政府が単独で管轄することとなりました。また同条約に基づき、両国政府と生産分与契約の各コントラクター間の協議を経て、旧生産分与契約と同等条件での事業継続が決定され、2019年8月に東チモール政府と新たに生産分与契約(鉱区名:PSC-TL-SO-T 19-12鉱区)を締結しています。

