高崎健康福祉大学高崎高校で「総合的な探究の時間」の授業に参加しました

INPEX(以下、当社)は、子会社である株式会社INPEXソリューションズ(以下、SLT)を通して、中学・高校生世代に対して石油・天然ガスへの理解を広める「出張授業」を行っています。

高崎健康福祉大高崎高校では、今年度から1年生対象に「総合的な探究の時間」の授業を行っています。この取組みは、今年度から高校の学習指導要領に盛り込まれたもので、企業から高校生に業界の紹介をすると共にミッションを与え、高校生が解決するための提案を行うというものです。同校の授業には、SLTを含めて7社が参加しています。

SLTは9月30日と10月7日の2回、「石油・天然ガスと脱炭素」と題した授業を行いました。生徒にINPEXの国内ガスパイプラインネットワークを紹介した後、その供給元のイクシスLNGプロジェクトの動画やコア試料で石油・天然ガスの開発の流れを説明しました。ついで、クイズ形式で気候変動に関するファクトを知ってもらい、最後に「家庭部門でのCO2排出量を59%削減するための具体的な方策を示せ」というミッションを示しグループワークに取り組んでもらいました。この削減目標は「ぐんま5つのゼロ宣言」の中で2030年目標として設定されているものです。

約2ヶ月の探究活動を経て、12月9日のプレゼン大会では、各グループごとに提案の発表がありました。太陽光発電設置や電化製品買替え等の提案の他に、CM作成や公共施設の積極的利用といったユニークな提案もありました。また、エネルギーについて家庭内で話すようになったとの感想を述べる生徒もおり、今回の探究活動をきっかけにエネルギーについても関心を持ってもらえたと思います。

当社は今後も、次世代教育・育成を含め、社会貢献活動を推進してまいります。

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10月7日授業でのクイズ解説

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12月9日のプレゼン大会