マレーシア サバ州森林局主催の国際会議に登壇し、当社の気候変動対応としての森林保全の取組みを紹介しました

 株式会社INPEX(以下、当社)は、11月9日(火)・10日(水)にかけて開催されたオンライン国際会議 "Virtual 11th International Conference on Heart of Borneo (HoB): Moving Forward in the New Norm"に登壇し、2050ネットゼロカーボン社会の実現に向けた当社の今後の事業展開及び森林保全の取組みについて、紹介しました。

 Heart of Borneo Initiativeは、インドネシア、マレーシア、ブルネイ・ダルサラーム3カ国の政府により2007年に設立されたボルネオ島中心部の熱帯林保全推進のためのイニシアティブです。本会議はHoB Initiativeの下でマレーシア サバ州森林局主催により開催され、計17カ国・372の組織から1,085名が参加されました。登壇者は政府機関、国連機関、大学・研究機関、民間企業、NGO等、多様な組織から構成されています。

 本会議で当社は、2021年1月に発表した「今後の事業展開~2050ネットゼロカーボン社会に向けて~」に基づく森林保全の取組みとして、カーボンクレジット取得を通じたインドネシアのRimba Raya Biodiversity Reserve REDD+(※1)プロジェクトの支援や今後の森林事業参画に向けた展望等を説明し、後日サバ州森林局から、本会議登壇に対して感謝状が贈られました。 当社は、今後も森林保全によるCO2排出抑制・吸収強化により、気候変動対応を推進するとともに、貴重な生物多様性の保全や、地域社会の生活基盤向上に貢献する取組みを進めてまいります。

「今後の事業展開~2050 ネットゼロカーボン社会に向けて」

※1 森林減少・劣化の抑制によるCO2排出削減を意味するREDD(Reducing Emissions from Deforestation and forest Degradation)に、森林管理による森林劣化防止や植林などによる炭素ストックの積極的増加を加えたカンクン合意(2010年)の定める概念

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経済や社会の持続的な発展、SDGsの達成にとってエネルギーの安定的な供給は必須であり、当社は、持続可能な形でのエネルギー供給の拡大に努めていきます。

当社参加セッションの登壇者一覧
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