「気候変動対応の基本方針」及び「INPEXの取組」をアップデートしました

国際石油開発帝石株式会社(INPEX)は、2021年1月に発表した「今後の事業展開~2050 ネットゼロカーボン社会に向けて~」1において、パリ協定目標2に則し2050年までに排出量ネットゼロとする目標を設定しました。これに伴い2015年12月に発行した「気候変動対応の基本方針」を、2021年1月に全面改定し対外開示しました。また、同基本方針に基づく気候変動対応の推進状況を具体的に紹介する「INPEXの取組」についても、「今後の事業展開」の構成・記載内容に則して、前回の改定以降の業務実績(2020年2月~2021年2月)及び進行中の取組を改定しました。

「気候変動対応の基本方針」の骨子
1. 2050ネットゼロカーボン社会に向けた経営の基本方針
2. 気候変動対応目標
3. ネットゼロカーボン社会に向けた5つの事業の柱
  3-1. 上流事業のCO2低減(CCUS推進3
  3-2. 水素事業の展開
  3-3. 再生可能エネルギーの取組強化と重点化
  3-4. カーボンリサイクルの展開と新分野事業の開拓
  3-5. 森林保全によるCO2吸収の推進
4. 上流事業の強靭化とクリーン化
(https://www.inpex.co.jp/csr/climatechange/pdf/20210216.pdf)


当社は、気候変動に関するパリ協定目標に則したネットゼロカーボン社会の実現に貢献すべく、気候変動対応推進の体制強化とTCFD提言に沿った情報開示を今後も推進して参ります。


※1:https://www.inpex.co.jp/company/pdf/business_development_strategy.pdf
※2:世界的な平均気温上昇を産業革命以前に比べ2℃より十分低く保つとともに、1.5℃に抑える努力を追求するレベル
※3:Carbon dioxide Capture, Utilization and Storage、CO2回収・有効利用・貯留