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株式会社プロテリアル及び東彩ガス株式会社間、並びに東彩ガス株式会社及び株式会社INPEX間における天然ガスのカーボンニュートラル化に関する覚書締結について

株式会社プロテリアル
東彩ガス株式会社

株式会社INPEX

 

 株式会社プロテリアル(旧 日立金属株式会社、代表取締役 会長執行役員 兼 社長執行役員 CEO:ショーン・スタック、本社:東京都江東区、以下、プロテリアル)及び東彩ガス株式会社(代表取締役社長執行役員:土屋友紀、本社:埼玉県越谷市、以下、東彩ガス)間、並びに、東彩ガス及び株式会社INPEX(代表取締役社長:上田隆之、本社:東京都港区、以下、INPEX)の間で、供給ガスのカーボンニュートラル化に関する覚書をそれぞれ締結しましたのでお知らせいたします。
 本契約により、東彩ガスは、INPEXよりカーボンニュートラルガス※を購入し、東彩ガスの大口需要家であるプロテリアルの桶川工場(埼玉県桶川市)へカーボンニュートラルガスを供給します。併せて東彩ガスの一部の事業所(北本・久喜)で使用する天然ガスもカーボンニュートラルガスに変更します。


 プロテリアルは、脱炭素社会実現への貢献を注力すべきマテリアリティ(重要課題)の一つとして特定しております。2030年度CO2排出量38パーセント削減(2015年度比)、2050年度実質排出量ゼロ(カーボンニュートラル)を目標として設定し、生産活動やエネルギー利用におけるCO2排出の削減に積極的に取り組んでいます。今回、桶川工場において、カーボンニュートラルガスを導入することで同工場の主力製品である航空機・エネルギー材料などの生産にかかるCO2の排出量を削減します。プロテリアルは、今後もCO2排出量削減や脱炭素社会実現に資する先進的な製品(環境親和型製品)の開発・提供等により、Visionである「持続可能な社会を支える高機能材料会社」をめざしてまいります。


 東彩ガスは、脱炭素社会への対応を重要課題と認識しており、2050年までのCO2ネットゼロを目標として取り組みを進めております。その一端として東彩ガス一部事業所(北本・久喜)でのカーボンニュートラルガスの導入を開始いたしました。また、今後さらにお客様へのカーボンニュートラルガス及び省エネ機器の販売拡大に取り組み、CO2排出削減を進めてまいります。東彩ガスは、これまで通りエネルギーを快適・安全・安心にお届けすることを第一としながら、地域のインフラを支える総合エネルギー会社として地域社会の環境保全に貢献いたします。


 INPEXは、2022年2月に発表した「⻑期戦略と中期経営計画(INPEX Vision@2022)」において、経営環境の変化を踏まえつつ、2030年及び2050年に向けた当社の長期戦略の策定とともに、2022年から2024年までの3年間の中期経営計画を策定し、当面の具体的な取り組みと目標を示しております。天然ガスの卸供給先である都市ガス事業者の皆様と連携し、天然ガスの安定供給を継続するだけでなく、よりクリーンなエネルギーであるカーボンニュートラルガスなどのソリューションを提供することでお客様のニーズにお応えし、お客様とともに地球規模での温室効果ガス削減に寄与する取り組みを推進してまいります。


※カーボンニュートラルガスについて
本契約において供給されるカーボンニュートラルガスは、世界各地の森林保全プロジェクト等でのCO2排出削減効果を信頼性の高い認証機関が認証したカーボンクレジットを活用したもので、天然ガスの採掘から燃焼に至るまでの全ての工程で発生する温室効果ガスがオフセットされたものとなります。

 

■本件に関する問い合わせ
・株式会社プロテリアル
担当:コミュニケーション部 南
TEL:090-1043-4934

 

・東彩ガス株式会社
担当: 業務部 計画課 富樫
TEL:048-962-1138


・株式会社INPEX
担当:経営企画本部 広報 IR ユニット 広報グループ 三谷/森/原
TEL:03-5572-0233


以上