GHG 削減に関する企業連合「Getting to Zero Coalition」に加盟しました

国際石油開発帝石株式会社(以下、当社)は、このたび国際海運事業における気候変動対策を牽引し、温室効果ガス(GHG)削減の取り組みを促進する企業連合である「Getting to Zero Coalition(※注1)」に加盟しました。

同連合は、国際海運からのGHG排出量を2050年までに、2008年比で50%削減するというIMO(国際海事機関)のGHG排出削減目標を達成するために、GHGゼロエミッションのエネルギー源(※注2)を動力に航行する船舶(Zero Emission Vessels、以下「ZEVs」)を2030年までに商業ベースで導入することを目標に掲げています。

当社は、当社子会社であるインペックス・シッピング株式会社及びIT Marine Transport Pte. Ltd を通じて、3 隻のLNG 船を長期傭船しておりますが、本連合への参加を通じて、当社のグローバルガスバリューチェーンで培ってきた専門知識を活用して本連合の重点分野に貢献します。

当社は、パリ協定の長期目標達成に取り組む国際社会の現状を低炭素社会への移行期と捉え、気候変動対応を経営上の重要課題と認識しています。石油・天然ガス業界の責任ある一員として、当社は、持続可能なエネルギー開発の実現に向けてステークホルダーとの信頼関係を築きながらESGの取り組みを強化してまいります。

※注1「Getting to Zero Coalition」

Global Maritime Forum(グローバル海事フォーラム)、World Economic Forum(世界経済フォーラム)、Friends of Ocean Actionが、2019年9月23日にニューヨークで開催された国連気候行動サミットにて設立を発表した企業連合です。詳細は以下リンクをご参照下さい。

https://www.globalmaritimeforum.org/getting-to-zero-coalition

※注2「CO2 ゼロエミッションのエネルギー源」

再生可能エネルギー及び、アンモニアやバイオ燃料等の、CO2 を発生しないまたはCO2 が発生しても排出量がネットゼロと考えられるエネルギー源