オーストラリア先住民社会との協調活動計画(2016年‐2018年)を策定しました

国際石油開発帝石株式会社(INPEX)は、当社豪州子会社を通じ、オーストラリアの先住民社会との協調活動計画である2016年‐2018年「Reconciliation Action Plan(以下、RAP)」を2016年11月に発行しました。

2013年以降、当社は地域の先住民社会(Aboriginal and Torres Strait Islander peoples)との信頼関係構築に向けた活動計画と達成状況をRAPにて公表しています。4年目となる今回のRAPは、協調活動の達成においてより大きな目標を目指す”Stretch RAP ”(※)となっています。

当社はオーストラリアにおいて初めてStretch RAPを策定した石油・ガス企業の一つです。地域の先住民社会との対話や、先住民の次世代育成に向けたプログラムなどに幅広く取り組んでいくとともに、雇用や能力開発といった重要な長期的目標の達成を目指します。

※RAPは、オーストラリアの地域先住民やその文化を尊重し、より強固な信頼関係を構築するための、「Relationships(関係)」、「Respect(尊重)」、「Opportunities(機会)」の3つの重点分野ごとの具体的な行動計画書。RAPにはReflect, Innovate, Stretch, Elevateの 4種類があり、”Stretch RAP”では、長期的目標の設定が求められている。

(左から)ダーウィン地域の伝統的な所有者であるララキア族のビル・リスク氏、INPEX Australia Senior Aboriginal Affairs Advisorのアイリーン・ステイントン、Ichthys Project Management Directorのルイ・ボン
(左から)ダーウィン地域の伝統的な所有者であるララキア族のビル・リスク氏、INPEX Australia Senior Aboriginal Affairs Advisorのアイリーン・ステイントン、Ichthys Project Management Directorのルイ・ボン

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