ビジョン 2040
経営理念
私たちは、エネルギーの開発・生産・供給を、持続可能な形で実現することを通じて、より豊かな社会づくりに貢献します。
目指す企業像
INPEXは、日本をはじめとする世界のエネルギー需要に応えていくことで、社会にとってかけがえのないリーディングエネルギーカンパニーとなることを目指します。
2040年に向けて
石油・天然ガス上流事業の持続的成長
持続的成長を実現するための5つの手段と視点により、成長に必要な3つの要素を獲得します。
ポートフォリオが大きく成長することで、Volume(量)とValue(質)の両面で目標を達成し、国際大手石油会社トップ10を目指します。
手段・視点5
- 探鉱
- オーガニック成長
- 開発・生産
- 価値向上
- 資産買収・M&A
- 戦略的ポートフォリオ構築
- コアエリア
- 拡大と充実
- オペレーターシップ
- 柔軟性・技術力
必要な要素3
- LNGプロジェクト
- バランスの取れたポートフォリオ
- 成長プロジェクト
達成目標2
- VOLUME
- 生産量:100万バレルを展望
埋蔵量:持続的に拡大 - VALUE
- 純利益・営業キャッシュフローを大幅に拡大
資本の効率性を向上
グローバルガスバリューチェーンの構築
当社上流天然ガス権益の価値を最大化し、市場の変化に柔軟に対応できる体制を整備します。
そのために、国内ガス年間供給量30億m³超への拡大、アジアなど成長市場におけるガス需要開拓、需給調整・トレーディング機能の維持・強化が必要です。
2040年に向けてアジア・オセアニアにおけるガス開発・供給の主要プレイヤーとなることを目指します。
アジアなどの成長市場におけるガス需要開拓
需給調整・トレーディング機能の維持・強化
国内インフラ活用による安定供給、他社との連携により30億㎥超に国内供給量を拡大
上流天然ガス権益の価値最大化
再生可能エネルギーの取り組みの強化
再生可能エネルギー事業への参入を加速
気候変動へ適切に対応し、長期的な再生可能エネルギー需要の増加に応えるため、再生可能エネルギー事業への参入を加速します。
地熱発電事業に加え、風力発電事業などへの参入拡大を図ります。
長期的にポートフォリオの1割を再生可能エネルギー事業とすることを目指します。
あわせて、温室効果ガス削減に関する技術研究・開発を促進します。
CSR経営の推進と活力に満ちた企業風土の醸成
3つの事業目標達成のための基盤として、持続可能なエネルギー開発の実現に向けて、6つのCSR重点テーマを特定し、CSR 経営を実践しています。
当社のCSR重点テーマ
安定的なエネルギー供給や気候変動対応において、持続的な取り組みを進めることにより、当社事業にかかわるSDGs(Sustainable Development Goals)の実現に向けて貢献します。