2012/05/18
ガス液化プラント建設予定地であるオーストラリア北部準州ダーウィン近郊にて、ガス液化プラントの起工式を開催しました。
オーストラリア連邦政府からギラード首相(当時)、ファーガソン資源・エネルギー・観光大臣(当時)や北部準州のヘンダーソン首相(当時)をはじめとするオーストラリア政府要人、日本政府からも多数の要人の臨席の下、起工式が執り行われました。
2013/09/18
ダーウィン近郊に位置する陸上ガス液化プラントの建設作業員用宿舎「マニグラーマ・ヴィレッジ(Manigurr-ma Village)」の開所式を執り行いましたので、お知らせいたします。 今般開催された開所式には、北部準州のジャイルズ首相をはじめとする同州政府要人のほか、当社を含む多数の関係者が参加しました。本宿舎には、既に約300名が入居しており、向こう数か月にて約1,000名の建設作業員が順次入居する予定ですが、今後最大約3,500名の建設作業員が収容できる施設として、2014年半ばの最終期の完成に向け、引き続き建設作業を進めていきます。
2013/06/19
イクシスLNGプロジェクトの主要生産施設の一つである沖合生産・貯油出荷施設(FPSO: Floating Production, Storage and Offloading)の建造に係る起工式を建造地の韓国オクポにて行いました。 FPSOの起工式には、当社を含む多数の関係者が参加し、自動切断機で鋼板を切断するセレモニー(1st Steel Cutting Ceremony)などを行い、建造工事の開始を祝しました。本起工式の実施をもって、イクシスLNGプロジェクトに係るすべての主要な施設の建造・建設に着手したことになります。
2013/01/25
イクシスLNGプロジェクトの主要生産施設の一つである沖合生産・処理施設(CPF: Central Processing Facility)の建造に係る起工式を建造地の韓国ゴジェにて行いました。 起工式には、当社を含む多数の関係者が参加し、自動切断機で鋼板を切断するセレモニー(1st Steel Cutting Ceremony)などを行い、建造工事の開始を祝しました。CPFはイクシスLNGプロジェクトを支える中枢施設の一つとして機能しますが、同CPFは、日量最大1,657MMscfのガスの処理が可能であり、また大きさは約150メートル×約110メートル、総排水量は14万トンと同様の施設の中では世界最大級の規模となります。
2014/11/25
イクシスLNGプロジェクトでは、イクシスガス・コンデンセート田において合計50坑の生産井を掘削しますが、生産坑井をコントロールするため海底の生産坑井頂部に設置される坑口装置(クリスマス・ツリー)を、このたび製造元のスコットランドのアバディーンから西オーストラリアの資材基地に搬入しました。各坑口装置は100トン超の重量であり、イクシスガス・コンデンセートの安全かつ安定的な生産を行うため最新鋭の技術が適用されています。
2014/11/05
イクシスLNGプロジェクトでは、イクシスガス・コンデンセート田で生産された生産物を洋上の沖合生産・処理施設(CPF)に輸送するための専用パイプ(フレキシブル・ライザー管)等を支える構造物「ライザー・サポート・ストラクチャー(RSS)」をイクシスガス・コンデンセート田の海底面に設置しました。総重量6,500トンのRSSの設置は、深海での作業に特化した専用船である「Aegir号」を動員して行いました。今次RSSの設置を皮切りに、今後順次海底面に設置される予定の生産施設の設置作業を本格化してまいります。
2014/11/04
イクシスLNGプロジェクトの主要施設の一つである沖合生産・貯油出荷施設(FPSO:Floating Production, Storage and Offloading)の建造作業が韓国のオクポで本格的に進捗していますが、このたび、FPSOの係留装置であるタレットの一部をFPSO船体内に据え置く作業が開始されました。今回据え置かれる部品は、タレットを構成する3つの主要部品の一つであるロウアー・タレットであり、総重量4,200トン、全長31メートルの大きさです。残る2つの主要部品をあわせたタレット全体は、総重量8,700トン、全長85メートルをほこり、世界最大級の規模となる予定です。
2014/07/29
オーストラリア連邦北部準州のダーウィン近郊に建設中のイクシスLNGプロジェクト陸上ガス液化プラントの建設作業員用宿舎がこのたび竣工しました。宿舎「マニグラーマ・ヴィレッジ(Manigurr-ma Village)」はピーク時で3,500名の従業員を受け入れる予定です。67ヘクタール(670,000平方メートル)の敷地に、50席の映画館、プール、図書館、ジム、陸上トラック、音楽室、バスケットボールコート、ビーチバレーコート、テニスコート、インターネット室などが併設されています。医療センターも併設され、応急処置を24時間体制で受けることができ、地域の病院に対する不要不急な緊急搬送要請が軽減されます。この宿舎は、ピーク時で200名前後のスタッフにより運営されます。
2014/07/01
イクシスLNGプロジェクトは、オーストラリア北部準州ダーウィン郊外で建設作業を進めている陸上ガス液化プラント用のモジュールの、LNGプラントへの搬入を2014年6月29日より開始しました。モジュールの製造を行う中国、フィリピンおよびタイの4つのモジュール製作ヤードから今後約18か月間に亘って、200以上のモジュールが順次LNGプラント建設作業現場に運び込まれ、LNGプラントの建設作業が一層本格的に前進することとなります。
2014/06/30
イクシスLNGプロジェクトは、2014年6月28日より、西豪州沖合に位置するイクシスガス・コンデンセート田とオーストラリア連邦北部準州に建設中の陸上ガス液化プラントを結ぶ総延長約889キロメートルのガス輸送パイプラインの敷設作業をダーウィン港近郊の浅海エリアから開始しました。半潜水式のパイプライン敷設の専用船「SEMAC-1」を動員し、今後約80日間に渡り、ダーウィン湾を起点に約164キロメートルの浅海エリアで敷設作業を行います。また、イクシスガス・コンデンセート田の洋上に位置する沖合生産・処理施設(CPF)までの残る約718キロメートルのパイプラインの敷設は、深海でのパイプライン敷設作業に特化した最新鋭の専用船である「カストローネ」を別途動員し、敷設作業を行う予定です。
2014/06/25
イクシスLNGプロジェクトは、このたび開発作業の進捗率50%を達成しました。本プロジェクトは、2012年1月に最終投資決定を行った後、オーストラリア北部準州のダーウィンにおける陸上ガス液化プラントの建設や各種海上生産施設の建造等を世界10以上の国において順次進めてきました。最終投資決定から2年6ヶ月弱で開発作業の進捗率が50%を達成し、ほぼ予定通りに作業が進んでいます。今後も残る開発作業を着実に進め、2016年末までの生産開始を目指します。
2014/04/30
イクシスLNGプロジェクトでは、オーストラリア西豪州沖合に位置するイクシス・ガスンデンセート田の天然ガスを開発・生産するための井戸を掘削するリグを手配しています。掘削リグは、2014年4月にシンガポールのヤードに到着し、今後リグの一部改造などのアップグレード作業を行う予定です。掘削リグは、シンガポールでのリグのアップグレード作業を終えた後、イクシス・ガスコンデンセート田に曳航され、2014年第4四半期に同ガス田海域において生産井の掘削作業に着手する予定です。
2014/04/03
イクシスLNGプロジェクトの主要施設の一つであり世界最大の半潜水式海上生産施設「沖合生産・処理施設(CPF: Central Processing Facility)」については、2013年1月より建造・建設に着手しておりますが、2014年4月2日、CPFの本格的な組み立て作業を建造地の韓国ゴジェにて開始しました。このCPFは、日量最大1,657MMscfのガスの処理が可能で、大きさが約150メートル×約110メートル、総排水量は14万トンであり、半潜水式の海上生産施設としては世界最大の規模です。このCPFは、イクシスガス・コンデンセート田から産出された生産物を、ガスとコンデンセート等に分離する処理等を行う施設であり、イクシスLNGプロジェクトを支える中枢施設の一つとして機能します。このCPFの建造作業は、韓国ゴジェにあるドライドックで進められ、その後進水を行い、現在世界各地で製造を行っている主要機器がCPFに上載機器として据え付けられます。2015年中にCPFの建造作業を終え、韓国ゴジェからオーストラリア連邦西豪州沖合に位置するイクシスガス・コンデンセート田まで約6,000キロメートルの距離を曳航し、水深約250メートルの洋上に設置・係留されます。
2014/02/20
イクシスLNGプロジェクトの主要施設の一つである沖合生産・貯油出荷施設(FPSO: Floating Production, Storage and Offloading)については2013年6月より建造・建設に着手していますが、このたび、FPSO船体の本格的な組み立て作業を建造地の韓国オクポにて開始しました。
FPSO船体の本格的な組み立て作業の開始を皮切りに、今後本プロジェクトに関連する主要設備の建造・建設が順次目に見える形で進んでいくこととなります。
2015/11/05
2014年6月より進めてきた西豪州沖合に位置するイクシスガス・コンデンセート田と北部準州に建設中の陸上ガス液化プラント(以下、LNGプラント)を結ぶ全長約890キロメートル、口径42インチ(約107センチメートル)のガス輸送パイプライン(以下、本パイプライン)の敷設作業が、この度完了しました。
本パイプラインは、本プロジェクトの稼働が見込まれる40年にわたって、西豪州沖合のイクシスガス・コンデンセート田に設置する「沖合生産・処理施設(CPF)において分離・処理されたガスをLNGプラントが建設されるダーウィンまで輸送する大動脈として機能し、本プロジェクトを支える重要施設の一つとなります。
2015/09/24
イクシスLNGプロジェクトの主要生産施設の一つである沖合生産・処理施設(以下、CPF: Central Processing Facility)の進水を9月19日に建造地の韓国ゴジェにて実施しました。
CPFはイクシスLNGプロジェクトを支える中枢施設の一つとしてイクシスガス・コンデンセート田の洋上に設置され、生産井を通じて生産した生産物を気体と液体に分離処理します。
CPFでは引き続きその他機器や作業員の居住施設の据え付け等を行い、その後建造地の韓国ゴジェからイクシスガス・コンデンセート田まで約5,600キロメートルの距離を曳航し、洋上に係留される予定です。
2015/06/23
イクシスLNGプロジェクトでは、イクシスガス・コンデンセート田が拡がる海底面において生産施設の設置作業を順次進めていますが、複数の生産井を接続するための装置である「生産マニフォールド」(重量435トン)の1基目を2015年6月に海底面に設置しました。
生産マニフォールドは計5基設置される計画であり、2015年内に順次設置予定です。
生産井からの生産開始後、生産マニフォールドで集約された生産物はフローラインやフレキシブル・ライザーを通じて本プロジェクトの主要生産施設である沖合生産・処理施設(CPF: Central Processing Facility)まで輸送され、ガスとコンデンセートに分離処理されます。
2015/05/08
イクシスLNGプロジェクトでは、イクシスガス・コンデンセート田が拡がる海底面において一部生産施設の設置作業を順次進めていますが、本プロジェクトの主要生産施設である沖合生産・処理施設(CPF: Central Processing Facility)および沖合生産・貯油出荷施設(FPSO:Floating Production, Storage and Offloading)を現場海域に係留するための装置である「アンカーパイル」の海底面への取り付け作業を、2015年5月より開始しました。
「アンカーパイル」は、長さ66メートル、重さ450トン以上の装置であり、取り付け作業は、深海での作業の専用船である「Aegir号」を動員して行われます。
CPFおよびFPSOの現場海域への係留には、合計49個の「アンカーパイル」の取り付けに加え、4万トン分相当のチェーンが必要であり、今後順次取り付け作業が実施される予定です。韓国のヤードで現在建造作業中のCPFおよびFPSOは、2016年にイクシスガス・コンデンセート田まで曳航され、「アンカーパイル」への係留作業を行う計画です。
2015/04/23
イクシスLNGプロジェクトでは、沖合生産・処理施設(CPF: Central Processing Facility)および沖合生産・貯油出荷施設(FPSO:Floating Production, Storage and Offloading)の建造作業を韓国の建造地でそれぞれ進めています。このたび、両施設の上部に設置する大型トップサイドモジュールの初の据え付け作業がそれぞれ完了し、両施設の完成に向けて大きく前進することとなります。
このたび両施設に据え付けを行った大型トップサイドモジュールは、洋上において安全かつ効率的に天然ガス及びコンデンセートを処理・貯蔵・送出するための各種機材に加えて、作業員の居住施設を含む総重量約12万トンの大規模なモジュールです。
2015/04/13
イクシスLNGプロジェクトでは、2014年6月より陸上ガス液化プラントの建設用モジュールの搬入をオーストラリア北部準州ダーウィン郊外のプラントサイトにて開始しておりますが、2015年3月に長さ約90メートルの陸上ガス液化プラント建設用大型モジュールを含む6つの大型モジュールが搬入され、これにより、中国、フィリピンおよびタイの4つすべての製造ヤードから搬入されることとなりました。
これまで約60個のモジュールが順次搬入されておりますが、引き続き4つの製造ヤードからの搬入作業を安全確実に行い、陸上ガス液化プラントの建設作業を鋭意進めてまいります。
2015/02/09
イクシスLNGプロジェクトでは、西豪州沖合に位置するイクシスガス・コンデンセート田とオーストラリア連邦北部準州に建設中の陸上ガス液化プラントを結ぶ総延長約889キロメートルのガス輸送パイプラインのうち、深海エリアにおけるパイプラインの敷設作業を2015年2月より開始しました。ダーウィン湾を起点とする約164キロメートルの浅海エリアでのパイプライン敷設作業は2014年中に完了しています。深海エリアにおける敷設作業は、深海での敷設に特化した最新鋭の専用船「カストローネ」により、イクシスガス・コンデンセート田の洋上に位置する沖合生産・処理施設(CPF)までのおよそ718キロメートルに及ぶパイプラインの敷設作業を行うものです。本敷設作業は、2015年後半に完了する予定です。
2015/02/04
オーストラリア連邦西豪州沖合約200キロメートルに位置するイクシスガス・コンデンセート田において、生産井掘削のための掘削リグ「ENSCO-5006」を設置・動員し、2015年2月3日より掘削作業を開始しました。
イクシスガス・コンデンセート田では、今後さらに掘削リグ1基を追加で動員し、地下深度4,000~4,500メートルのガス・コンデンセート貯留層に対して合計20坑の生産井の掘削を行う予定です。
2016/11/09
オーストラリア連邦西豪州沖合に位置するイクシスガス・コンデンセート田と北部準州ダーウィン郊外に建設中の陸上ガス液化プラント(以下、LNGプラント)を結ぶ全長約890キロメートル、口径42インチ(約107センチメートル)のガス輸送パイプラインの海底部分(約882キロメートル)と陸上部分(約8キロメートル)が、本日ダーウィン郊外にて接続されました。
これにより、洋上にて生産されるガスをLNGプラントまで輸送する準備が完了しました。
2016/09/09
イクシスLNGプロジェクトでは、韓国で建造中の沖合生産・処理施設(CPF: Central Processing Facility)および沖合生産・貯油出荷施設(FPSO:Floating Production, Storage and Offloading)それぞれの施設に搭載されたメイン発電機が、稼働開始しました。
7月28日にFPSOのデュアルフュエルガスタービン発電機(25MW)3基が、9月8日にCPFの同形式の発電機3機がそれぞれ稼働。これら発電機からの電力供給は、それぞれの施設で実施中の試運転作業の進捗に寄与します。
2016/09/06
当社がオペレータとして事業を推進していますイクシスLNGプロジェクトにおいては、ダーウィンの陸上ガス液化プラントの建設に必要な施設モジュールの建造を2014年6月より、タイ、中国、フィリピンの計4か所の建設ヤードで進めていましたが、この度、合計230基のモジュールうちの最後の3基がダーウィンのプラントサイトに搬入されました。
搬入された最後のモジュールは、陸上液化プラントの完成に向けて、890㎞離れたイクシスガス・コンデンセート田からパイプラインで供給される天然ガスを液化する施設に接続される予定です。
2016/05/16
当社がオペレーターとして推進するイクシスLNGプロジェクトにおいて、この度、本プロジェクトの主要生産施設である沖合生産・貯油出荷施設(FPSO:Floating Production, Storage and Offloading)の大型トップサイドモジュールを含む上載設備の搭載が完了しました。
これはFPSO完成に向けての重要なマイルストーンの達成となります。
これにより、4万6千トンあまりの上載設備のFPSOへの搭載が安全に完了いたしました。
2016/05/11
当社がオペレーターとして推進するイクシスLNGプロジェクトにおいて、この度、本プロジェクトの主要生産施設である沖合生産・処理施設(CPF: Central Processing Facility)及び沖合生産・貯油出荷施設(FPSO:Floating Production, Storage and Offloading)を現場海域に係留するための装置の設置作業が完了しました。
これら係留装置は、世界各地で18か月かけて製造され、また、総重量約4万トンにもなるチェーン等が使用されており、現場海域で本プロジェクトの稼働が見込まれる40年にわたってCPF及びFPSOを係留します。
2016/02/23
当社は、イクシスLNGプロジェクトにおいて、イクシスガス・コンデンセート田からの生産物を洋上の沖合生産・処理施設(CPF: Central Processing Facility)に輸送するための様々の施設の建造・設置作業を進めておりますが、2016年2月、生産マニフォールドからフレキシブル・ライザー起点を結ぶ総延長140キロメートルのパイプ「海底フローライン」の水深約275mの海底への敷設作業を完了しました。
(生産マニフォールドとは複数の生産井を接続するための装置。フレキシブル・ライザーとはフローラインとCPFをつなぐ柔軟性のある特殊パイプ)。
「海底フローライン」は、地上及び海上で合計約11,000回に及ぶ溶接作業を行い、最大重量220トンの構造物と共に海底に設置されました。
上記に加えて、当社は生産に必要な施設の設置作業を順次進めており、CPFおよびFPSOを現場海域に係留するための装置である合計49個のアンカーパイルや重量6,500トンのライザーサポートストラクチャー、5つのマニフォールド等々の海底への設置を既に完了しています。
2016/02/12
オーストラリア連邦北部準州ダーウィン近郊に建設中の陸上ガス液化プラント内のLNG貯蔵タンク2基について、鉄筋コンクリート製ドーム屋根工事が2016年2月10日に完了しました。
2基のLNG貯蔵タンクは、それぞれ高さが約47メートル、容積は16万5千立方メートルであり、オリンピックサイズ・プールの160倍の容積に相当する大きさとなります。
2016/01/29
当社は、イクシスLNGプロジェクトにおいて2014年6月より中国、フィリピン及びタイ王国の4つの製造ヤードから陸上ガス液化プラントの建設用モジュールの搬入を順次行ってまいりましたが、この度、タイにあるCUEL社の製造ヤードからの最後のモジュールの搬入が完了しました。
これまで同ヤードから搬入したモジュール数は合計151点、総重量は38,462トンであり、陸上ガス液化プラントの主要部分を構成するものです。
この度全モジュールの搬入を終えたタイ・CUEL社の製造ヤードは、2015年7月に全モジュールの搬入を終えた中国のヤードに続く2件目のヤードとなります。今後、タイ及びフィリピンの2つのヤードにおいてモジュールの製造を継続し、順次搬入を行ってまいります。
2017/11/10
陸上ガス液化プラント(以下、LNGプラント)でのLNGの生産に要する電力の全てを供給するコンバインドサイクル発電プラント(以下、CCPP)において、ガスタービン発電機の稼働を開始しました。
CCPPは、イクシスガス・コンデンセート田で生産される天然ガスを燃料とし、ガスタービン発電機5基、蒸気タービン発電機3基を合わせて稼働することにより、従来型のシンプルサイクル発電プラントと比べ、発電効率を50%増加させることが出来ます(※)。このことは、イクシスLNGプロジェクトによる温室効果ガス等の排出を大きく削減することにもつながります。
なお、CCPPの設計出力は最大490メガワットです。
※ガスタービンの稼働による排熱を蒸気タービンシステムにて再利用することで、発電効率を増加させる仕組み。
2017/08/25
イクシスLNGプロジェクトの主要施設である沖合生産・処理施設(FPSO: Floating Production, Storage and Offloading)「イクシス ベンチャラ―」は、この度、オーストラリア連邦西豪州沖合約200キロメートル、水深250mのイクシスガス・コンデンセート田にて係留作業を完了しました。
この作業で、海上のFPSOが総重量約1.5万トンの21本のチェーンにより所定の位置に繋ぎ留められました。
2017/08/14
イクシスLNGプロジェクトを支える重要な施設である沖合生産・貯油出荷施設(FPSO: Floating Production, Storage and Offloading(名称:イクシス ベンチャラー)は、7月18日に建造地の韓国オクポの沖合から出航し、本日、26日間の曳航を経て、予定通りオーストラリア連邦西豪州沖合約200キロメートルに位置するイクシスガス・コンデンセート田に到着いたしました。
今後、FPSOの設置作業及び試運転作業を行う予定です。
2017/07/19
イクシスLNGプロジェクトの主要施設である沖合生産・貯油出荷施設(Floating Production, Storage and Offloading(名称:イクシス ベンチャラー)、以下、FPSO)が、試運転作業や各種確認作業を経て、今般、建造地の韓国オクポの沖合からオーストラリア連邦西豪州沖合に位置するイクシスガス・コンデンセート田に向けて出航しました。
FPSOは、約1カ月かけてイクシスガス・コンデンセート田まで曳航され、その後、設置作業を予定しています。本施設は、今後40年にわたり、約3.5キロメートル離れた洋上に設置されている沖合生産・処理施設(CPF)で分離処理・生産されたコンデンセートを一時的に貯蔵して、買主のタンカーに出荷する役割を担います。
2017/06/22
イクシスLNGプロジェクトの主要施設である沖合生産・処理施設(CPF: Central Processing Facility)「イクシス エクスプローラー」は、この度、オーストラリア連邦西豪州沖合約200キロメートルに位置する、イクシスガス・コンデンセート田にて係留作業を完了しました。
この係留作業によって、海上のCPFが水深約250メートルの海底に固定されている総重量約2.5万トンの28本のチェーンと接続され、所定の位置に繋ぎ留められました。
2017/06/14
イクシスLNGプロジェクトの陸上ガス液化プラント(以下、LNGプラント)内にある中央管理施設の運用をこの度開始しました。
LNGプラント内にある液化設備等の主要設備から約2キロメートル離れたところに位置する中央管理施設は、約23ヘクタールの敷地内に、中央制御棟、試験棟、事務管理棟、作業棟、倉庫等を含む合計20の施設より構成され、LNGプラント全体が円滑に稼動するよう一元的な管理を行います。
2017/05/29
イクシスLNGプロジェクトの主要施設である沖合生産・処理施設(CPF: Central Processing Facility)「イクシス エクスプローラー」は、4月26日に建造地の韓国ゴジェを出航し、本日、34日間の曳航を経て、予定通りオーストラリア連邦西豪州沖合約200キロメートルに位置するイクシスガス・コンデンセート田に到着いたしました。
今後、CPFの設置作業及び試運転作業を行う予定です。
2017/04/28
イクシスLNGプロジェクトの主要施設である沖合生産・処理施設(CPF: Central Processing Facility(名称:イクシス エクスプローラー)、以下、CPF)が、試運転作業や各種確認作業を経て、今般、オーストラリア連邦西豪州沖合に位置するイクシスガス・コンデンセート田に向けて建造地の韓国ゴジェを出航いたしました。
CPFは、約1カ月半かけてイクシスガス・コンデンセート田まで曳航し、その後、設置作業を行う予定です。本施設は、今後40年にわたり、生産井からの生産物を気体と液体に分離処理します。
2017/02/17
イクシスLNGプロジェクトの主要施設である沖合生産・処理施設(以下、CPF:Central Processing Facility)及び沖合生産・貯油出荷施設(以下、FPSO:Floating Production, Storage and Offloading)の建造作業が完了し、2017年2月17日に命名式を建造地の韓国にて執り行いました。
命名式は、オーストラリア連邦政府ビショップ外務大臣やマーティン元北部準州首相等のオーストラリア政府要人を始め、本プロジェクトに関わる多数の来賓のご臨席の下執り行われ、CPFが「イクシス エクスプローラー(Ichthys Explorer)」、FPSOが「イクシス ベンチャラー(Ichthys Venturer)」と、それぞれ命名されました。
2017/01/13
当社がオペレーターとして推進するイクシスLNGプロジェクトにおいて、この度、イクシス ガス・コンデンセート田から天然ガス及びコンデンセートを生産するための海底生産施設類の設置作業が一部の設備を除き完了しました。
これら海底生産施設類は、ライザー・サポート・ストラクチャー(フレキシブル・ライザー管などを支える構造物)、生産マニフォールド(複数の生産井を接続するための装置)、海底フローライン(生産マニフォールドからフレキシブル・ライザーを結ぶ専用パイプ)を含む複数の専用施設から構成され、いずれも天然ガス及びコンデンセートを安全かつ効率的に生産するために必要な施設です。
2018/11/19
イクシスLNGプロジェクトの陸上ガス液化プラントが位置するオーストラリアの北部準州・ダーウィンにて、11月16日(金)に安倍内閣総理大臣及びモリソン豪州連邦首相をはじめ、世耕経済産業大臣、キャナバン豪州資源・豪北部担当大臣、ガナー北部準州首相並びに両国の政府関係者、本プロジェクトのLNG・LPG買主、プロジェクトファイナンスに関わった金融機関、プロジェクトパートナー、地域コミュニティの方々、その他プロジェクト関係者の方々ご参列のもと、本プロジェクトの操業開始記念式典が開催されました。
また、同日には本プロジェクトの陸上ガス液化プラントサイト内にて、世耕経済産業大臣、バーミンガム豪州貿易観光投資大臣、キャナバン豪州資源・豪北部担当大臣他ご参列のもと、陸上ガス液化プラントの操業開始を記念するプラーク(銘板)除幕式典が執り行われました。
2018/11/16
イクシスLNGプロジェクトでは、北部準州・ダーウィンの陸上液化プラント設備から、LPGの出荷を開始しました。今般出荷されたLPGはアジアの買主に販売されることが決定しております。
当社は引き続き、本プロジェクトを通じて、日本やアジアをはじめとする世界のエネルギー需要に応えていく所存です。
2018/10/23
イクシスLNGプロジェクトでは、北部準州・ダーウィンの陸上液化プラント設備から、LNGの出荷を開始しました。今般出荷されたLNGは当社が操業する新潟県の直江津LNG基地で受け入れられます。
当社は本プロジェクトを通じて、日本のエネルギー安定供給により一層貢献できると同時に、アジアをはじめとする世界のエネルギー需要に今後も応えていく所存です。
2018/10/01
当社が操業主体(オペレーター)として開発を進めているイクシスLNGプロジェクトは、は沖合生産・貯油出荷施設(名称:イクシス ベンチャラー)より、生産物の一つであるコンデンセート(超軽質油)の出荷を開始しました。
今般出荷したコンデンセートは、アジアの需要家向けに販売されることが決定しており、当社は引き続き日本やアジアをはじめとする世界のエネルギー需要に応えていく所存です。
2018/07/30
当社が操業主体(オペレーター)として開発を進めているイクシスLNGプロジェクトにおいて、生産井からガス生産を開始しました。
今後、コンデンセート、LNG、LPGを順次生産して参ります。
本プロジェクトからの生産物については、本年度の上期末までに出荷を開始する予定です。
2018/05/31
イクシスLNGプロジェクトの沖合生産・処理施設(以下、CPF:Central Processing Facility、名称:イクシス エクスプローラー)にて生産開始に必要な試運転作業が完了し、これにより、本プロジェクトの陸上及び沖合における全ての主要施設において、生産開始に必要な試運転作業が完了しました。
今後は最終的な安全確認作業等を実施した後、生産井からのガス生産を開始する予定であり、その後、本年度の上期末までに生産物の出荷を行ってまいります。
2019/02/12
イクシスLNGプロジェクトより出港したLNG船オセアニック・ブリーズ(Oceanic Breeze)が、今般、初めて直江津LNG基地に入港しました。
当社子会社が30%を保有する本船は、イクシスLNGプロジェクトから生産されるLNGのうち、当社引き取り分の年間90万トンを輸送するための船です。