生産能力 | LNG年間約890万トン LPG年間約165万トン コンデンセート日量約10万バレル(ピーク) |
---|---|
開発井(海底仕上げ) | Brewster部層30坑、Plover層20坑 |
ガス層深度 | 約4,000m~4,500m |
沖合生産施設 | CPF、FPSO、SPS、ガス輸送パイプライン、 フローライン、フレキシブルライザーなど |
海底パイプライン | 42”パイプライン約890kmの敷設 |
陸上施設(ダーウィン) | LPG、LNG、コンデンセートを生産、貯蔵、出荷 |
陸上貯蔵施設 | LNGタンク:2 × 165,000m³ C3(プロパン)タンク:1 × 85,000m³ C4(ブタン)タンク:1 × 60,000m³ コンデンセート:2 × 60,000m³ |
イクシスガス・コンデンセート田から産出された生産物をガスとコンデンセートに分離・処理を行う施設。
日量最大1,657百万立方フィートのガスの処理が可能。大きさは約110メートル×約150メートルと、半潜水式の海上生産施設としては世界最大規模。
CPFにて一次処理したコンデンセートを受け入れ、貯蔵し、タンカーへ出荷する施設。
長さ約336メートル、幅約59メートルと大型原油タンカーに匹敵する大きさで、100万バレル超の原油貯蔵能力を持つ。貯蔵された日量8.5万バレル(ピーク時)のコンデンセートをFPSOから出荷。
パイプラインを通じて運ばれた天然ガスからコンデンセートとLPGを抽出し、残る天然ガスを冷却し、液化する施設。陸上ガス液化プラントでは、LNG年間約890万トン、LPG年間約165万トンに加え、コンデンセート日量約1.5万バレル(ピーク時)を生産・出荷。
生産井から産出された生産物は、生産マニフォールドに集められ、専用パイプであるフローライン・フレキシブルライザーを通じてCPFに送られる。
イクシスガス・コンデンセート田は、液分が非常に多いガス・コンデンセート田であり、FPSOおよび陸上ガス液化プラントから出荷されるコンデンセートは、合計で日量約10万バレル(ピーク時)になる。これは、現在オーストラリアで生産されている油田の中でも最大規模となる。
イクシスLNGプロジェクトのLNG生産能力は、年間約890万トン。これは、日本の年間LNG輸入量の1割強に相当する規模。生産されたLNGのうち、約7割が日本買主に出荷される。
沖合・生産処理施設からダーウィンの陸上ガス液化プラントにいたる全長約890kmの天然ガスパイプライン。
敷設ルートの水深は最大約250m、パイプラインの口径は42インチ。