HistoryADCOの歴史

1939年

最初の契約がPetroleum Development (Trucial Coast) Ltd.に付与される。

1950年

最初の試掘井掘削が行われる。

1960年

油田群の中の一つBab 油田で最初の商業量の石油発見。

1962年

Petroleum Development (Trucial Coast) Ltd.がAbu Dhabi Petroleum Company Ltd.(ADPC)に改称。

Bu Hasa 油田発見。

1963年

ジュベルダンナ・ターミナルからマーバン原油*出荷開始。

1965年

Asab 油田、1966 年にShah 油田、1967 年にSahil 油田において商業量の石油発見。

1973年

アブダビ国営石油会社=Abu Dhabi National Oil Company(ADNOC)が25%の権益を取得。

1974年

ADNOCが更に35%の権益を取得。

*マーバン原油: ADCO鉱区から産出される原油の販売時の名称。API39-40の軽質低硫黄原油。
API: 米国石油業界(American Petroleum Institute)が定めた原油および石油製品の比重を示す単位。

1978年

ADCO社(Abu Dhabi Company for Onshore Oil Operations Ltd.)の設立に伴い、オペレーターをADCO 社が担うことになる。権益保有者は、ADNOC(60%)、BP(9.5%)、Total(9.5%)、Shell(9.5%)、ExxonMobil(9.5%)、Partex(2%)。

2014年

契約が失効。新しい権益保有者は入札で決まることに。

2015年

入札により、Totalが10%、INPEXが5%、韓国GSが3%の参加権益をそれぞれ取得。

2018年

現在のADNOC60%, Total 10%, BP10%, CNPC8%, INPEX5%, NPIC4%, GS3%の権益比率となる。