新しい資源

シェールガス

シェールガスシェールガスの採掘方法

シェールガスとは、泥土が固まってできた"シェール"(頁岩/けつがん)と呼ばれる硬い岩の層に閉じ込められた状態の天然ガスのことです。世界各地で採掘されていた天然ガスの多くは、砂が固まってできた砂岩の層や石灰岩その他の層の岩石粒子のすきまに溜まっている天然ガスでしたが、シェールガスは薄くはがれやすい性質をもつ頁岩の層にたまっています。これまで採掘されてきた多くの天然ガスは「在来型」ガスと呼ばれる一方、シェールガスは「非在来型」と呼ばれる天然ガスの一種です。

シェールガスが眠っている頁岩は、岩石粒子のすきまがほとんどない層であり、在来型のように垂直にまっすぐ井戸を掘るだけでは生産できるガスの量が少なく井戸を掘るために必要なお金に見合うガスの生産量が得られないことから積極的に採掘されていませんでした。しかし、技術の発達によって、井戸を長く水平方向に掘ったり、水の圧力(水圧)を用いて岩に割れ目を作る技術が進歩したことから以前に比べてたくさんの量のガスを安価に生産できるようになり、これまで難しかった頁岩からのガスの採取ができるようになりました。2005年以降、シェールガスの生産量は大幅に増え、「シェールガス革命」と呼ばれるまでになったのです。特に米国ではたくさんのシェールガス田が開発され、エネルギー輸入国から一転、資源大国に踊り出ました。

カナダにもシェールガスが多く眠っており、国際石油開発帝石はカナダのブリティッシュコロンビア州でシェールガスプロジェクトに参加しています。

メタンハイドレート

出典MH21:燃焼写真出典MH21:
人工メタンハイドレートの燃焼写真

出典JOGMEC出典JOGMEC

メタンハイドレートは、天然ガスの主な成分であるメタンと水が結びついてシャーベット状になったものです。火を近づけると燃えることから、「燃える氷」と呼ばれています。メタンハイドレートは、深い海底の地層の中や、ずっと凍りついたままの地層の中など、気温が低くて気圧が高い場所に眠っています。

日本の近海にも分布しているので、将来これを生産できる日が来れば国産エネルギーになるかも知れないという期待を持って基礎的な調査と生産方法の研究が政府主導で進められています。しかし、メタンハイドレートを生産して社会で利用する方法はまだ見つかっておらず、今はまだ基本的研究を行っている段階です。国際石油開発帝石も、政府が主導するメタンハイドレートの研究事業に参加しています。