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Drilling Rig
掘削リグ

掘削リグは、地下に眠る石油・天然ガスを採りだすための井戸を掘る装置です。

井戸の掘削は、ドリルパイプと呼ばれるパイプの先端に、ビットと呼ばれる硬質のドリルを装着し、パイプごと回転させることで地層や岩盤を砕いて行われます。掘削リグに据え付けられている大きなやぐら(デリック)は、ドリルパイプやケーシングパイプを繋ぎ合わせ、地下深くに下ろすためのものです。
また、掘削中に出た掘りくずは、パイプを通して循環される特殊な泥水によって地上に排出されます。地上のタンクでつくられた泥水は、強力なポンプでパイプの中に送り込まれると、ビットの先端から噴出され、パイプの外側を通って、掘りくずと共に地上まで戻ってきます。掘りくずを取り除いた泥水は、再びポンプでパイプの中に送られます。このような掘削方法を一般的にロータリー掘削と呼びます。

リグの形状は、掘削する場所によって異なります。海上で使われるリグは、水深によってジャッキアップ型(甲板昇降型)、セミサブマーシブル型(半潜水型)、ドリルシップ(浮遊型)に大別されます。

イクシス周辺鉱区で使用した掘削リグ

リグのデリック(やぐら)からドリルフロア(作業スペース)を見下ろした様子

南長岡で使用したリグのデリック(やぐら)

ドリルパイプが海中に降下する様子

イクシス周辺鉱区で使用したリグのデリック(やぐら)

Facilities
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