Gas Liquefaction Plant
陸上ガス液化プラント(LNGプラント)
陸上ガス液化プラントは、ガス田から生産された天然ガスをマイナス162℃まで冷却・液化し、出荷する施設です。
ガス田から生産された天然ガスは、パイプラインにより液化プラントに集められ、コンデンセートを分離し不純物を除去してからマイナス162℃に冷却されます。天然ガス(主成分はメタン)は、1気圧の下ではマイナス162℃以下まで温度が下がると液体に変化します。液化した天然ガスはその体積がおよそ600分の1に減少するため、輸送効率が高まり、大量の貯蔵が可能となります。液化には膨大なエネルギーを消費するため、このエネルギーをいかに少なく抑えるかが重要です。そのため、世界ではLNGプラントのエンジニアリング会社によってさまざまな工夫を施したプロセスが用いられています。