とほうもなく長い年月をかけて生成され、地面の奥底にひっそりと眠る天然ガス。それがわたしたちの手元にとどくまでには、さまざまな過程があります。まず、ガスの出そうな場所を探しあて、それから、大きなドリルで地下を掘りすすんでいきます。天然ガスは地中深くに眠っていますから、昼も夜も休みなく掘りつづけて、やっとのことでガスのありかまでたどりつきます(もちろん、せっかく掘ったのにガスが出てこない…なんてこともあります)。出てきた天然ガスは、いったん工場に運ばれ、水分や炭酸ガス、砂などの余分なものをとりのぞいてから、わたしたちの家にとどけられるのです。
では、イメージマップをクリックしながら、天然ガスがとどくまでのみちのりを追ってみましょう。