「都市ガス」は、天然ガスなどを原料として、発熱量(カロリー)を調整し、地下に埋設されたパイプライン(導管)によって各家庭などの利用者に供給されるガスのことです。
天然ガスは、採取される場所によって発熱量が異なっているので、それをいくつかの規格に合わせるために、LPGなどを混ぜて発熱量の調整をしています。
現在、日本で使われている都市ガスの原料構成の約90%は天然ガスです。
約10%は、地域によってLPGなどのガスが含まれていることによるものです。
ガスはその成分や製造方法に違いがあるため、熱量や燃焼性が異なっており、
「12A」「13A」などに区分されています。ガスレンジや湯沸器などのガス機器は、使用するガスの区分に応じたものが必要となります。