今後の事業展開
~2050ネットゼロカーボン社会に向けて~

経営の基本方針

当社は、今後も増加する我が国及び世界のエネルギー需要に応え、長期にわたり引き続き、エネルギー開発・安定供給の責任を果たしつつ、2050年ネットゼロカーボン社会の実現に向けたエネルギー構造の変革に積極的に取り組みます。

1. エネルギーの安定供給

強靭化とクリーン化
  • 上流事業を引き続き基盤事業と位置づけ、事業の強靭化とクリーン化を進めることにより、エネルギーの安定供給と気候変動への責任ある対応という二つの社会的責任を果たしてまいります。
  • 天然ガスシフトを進め、国内及び成長市場であるアジアにおけるグローバルガスバリューチェーンの拡大に向けた取組を継続・強化します。
    さらに、カーボンニュートラルLNGの販売等を推進します。

2. ネットゼロカーボン社会に向けた目標と取組

  • 気候変動に関するパリ協定目標の実現に貢献すべく、気候変動対応目標を定めます。
2050 絶対量ネットゼロ (Scope1+2)※1
2030 原単位30%以上低減※2(Scope1+2)
Scope3の低減 バリューチェーン全体の課題として、関連する全てのステークホルダーと協調し取組を進めます
  1. ※1当社権益分
  2. ※22019年比
Scope1.2.3とは
Scope1:
報告企業が所有又は管理する発生源からの直接排出量
Scope2:
報告企業が購入し消費する電力、蒸気、熱及び冷却からの間接排出量
Scope3:
報告企業のバリューチェーンで発生するその他すべての間接排出量
  • 社会のニーズに応えるソリューションを提案すべく、5つの事業の柱を強力に推進します。
Energy TransformationのPioneerへ
  1. ※3Carbon dioxide Capture, Utilization and Storage、 CO2回収・有効利用・貯留
上流事業のCO2低減(CCUS※3推進)
  • 新潟県等におけるCO2EOR実証
  • イクシスLNGプロジェクトでのCCS検討
水素事業の展開
  • 新潟県柏崎市水素製造・利用一貫実証プロジェクト構想
  • アブダビクリーンアンモニア
  • 海外カーボンフリー水素事業
再生可能エネルギーの強化と重点化
  • 地熱:国内・インドネシア開発検討
  • 風力:秋田着床式洋上風力、浮体式洋上風力の事業化を目指す
カーボンリサイクルの推進と新分野事業の開拓
  • メタネーション:新潟実証設備等にて段階的にスケールアップ
  • 人工光合成
  • 新分野:ドローン活用、メタン直接分解、カーボン素材事業の検討
森林保全の推進
  • インドネシアRimba Raya REDD+プロジェクトの支援
  • 森林減少・劣化の抑制によるCO2排出削減を意味するREDD(Reducing Emissions from Deforestation and forest Degradation)に、森林管理による森林劣化防止や植林などによる炭素ストックの積極的増加を加えたカンクン合意(2010年)の定める概念

取組のマイルストーン

取組のマイルストーン

資金配分のイメージ

今後5年程度の平均的な年間投資規模は、2,500~3,000億円程度を想定しています(油価$50~60を前提)。そのうち、5つの事業に対し、中期的に年間200~300億円程度の投資を展望しています。

今後5年程度の平均的な年間投資規模
  • 油価$50~60を前提にした投資額想定
年間2,500~3,000億円程度
5つの事業に対し、中期的に200~300億円/年程度の投資を展望
年間200~300億円程度