4. 運ぶ

大地の恵み・天然ガスは、こうしてわが家へやってくる。

プラントで処理された天然ガスは、長くてじょうぶなパイプラインを通って、わたくしたちの街の「都市ガス」の供給センターへ送られます。天然ガスはパイプラインの中をある時は橋のように川を渡り、またある時は道路に沿って地下を安全に流れていきます。そのために、一年中昼も夜もガスが流れている状況を監視する必要があり、監視センターでコンピューターを使って監視しています。また、より安定した供給をするために新しいパイプラインを作ることも行っています。そしていよいよ、「都市ガス」としてわたしたちの家へとどけられ、料理やお風呂へと大活躍しているのです。

川を渡るパイプライン

川を渡るパイプライン

天然ガスはパイプラインを通って、各地の供給センターに到着します。

監視センター

監視センター

事故がおきないように、コンピュータを使ってパイプラインを監視しています。

パイプライン建設現場

パイプライン建設現場

新しいパイプラインを地面に埋めているところ。

コンピューターの監視制御画面

コンピューターの監視制御画面

パイプラインを見守る監視センターのコンピューター画面。

国際石油開発帝石の主要な油・ガス田分布図とパイプライン

天然ガスパイプラインネットワーク図

こうしてパイプラインを通して送られる天然ガスは家庭で使われるだけではなく、いろいろなところで活躍しています。例えば「処理する」で出てきた「コージェネレーション」も有効な利用方法の一つです。それ以外にも次のような例があげられます。

ガス空調

ガスを使った冷暖房は、電気のものに比べて環境にやさしく、安定して利用でき、経済性も高いことからこれからますます普及していくことでしょう。

燃料電池

水のもとである水素と酸素を反応させて電気を発生させます。その水素を作る原料として天然ガスが使われています。


圧縮天然ガス

容器の中に高い圧力で天然ガスをつめ込み、それを燃料として車を動かします。ガソリンより大気汚染が少ないため大きな評価を得ています。

これからのエネルギーを考えるとき、天然ガスがキーワードになることがよくわかるでしょう。
 このように、エネルギー資源は、わたしたちの生活をとても豊かにしてくれました。もし、地球に資源がなくなったら、わたしたちは自動車に乗ることも、テレビを見ることも、冷蔵庫でジュースを冷やすこともできなくなってしまいます。だから、かぎりある資源を大切に使わなければならないのはもちろんのこと、地球の温暖化、砂漠化などの環境問題についても、みんなで考えていく必要があります。21世紀にむけて、国際石油開発帝石は、温暖化のもととなる二酸化炭素の排出量が少なく、埋蔵量が豊富な、天然ガスの開発に取り組んでいます。大地の恵みを上手に利用し、地球と人間がいつまでも仲よくくらしていけるように。