3. 特亮・特質:天然ガスにはどんな特徴があるの?

天然ガスは無色透明で無臭です。
ただし、都市ガスとして利用する場合、ガスもれなどにすぐ気づくように
後から人工的に臭いを付けています。

都市ガスには「着臭剤」といって「メルカプタン」などの液体を混ぜることによって臭いをつけています。


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また空気よりも軽いので、万が一もれることがあっても、
下方にたまらず上方にひろがります。そのため、都市ガスを利用している家庭では、
ガス検知器を部屋の上方に取り付けます。

ガス臭いと思ったときに、安易に換気扇を回すことは危険です。スイッチを入れたときの火花で着火するおそれがあります。同様に電気のスイッチやタバコの火なども危険ですので注意が必要です。ガスの臭いを感じたら、まず窓を開けて換気をするようにしましょう。

一方、プロパンガスは空気より重いので、下方にたまります。
よって、プロパンガスの検知器は下に取り付けますし、もしもプロパンガスが
もれた場合には、ほうき等ではきだすことができると言われています。

また、天然ガスは常温・常圧のもとでは気体ですが、
-162℃まで冷却すると液体になります。

それがLNG(液化天然ガス)です。液化されることによって
気体の状態と比べると、容積は約600分の1と非常に小さくなります。
これは、3個分のバスケットボールの容積がゴルフボール1個の容積に
なってしまうくらいの大きさです。

LNGタンク

この特徴を利用することにより、天然ガスはLNGとして専用のタンカーや
ローリーなどで効率的に輸送することができ、また「LNGタンク」という
特殊なタンクでの貯蔵にも便利なものとなります。

LNGタンカー
lng_tanker

そして現在、日本国内で利用される天然ガスの97%は、
LNGとしてタンカーで海外から輸入されてきます。