CSR - CORPORATE SOCIAL RESPONSIBILITY -

地域社会支援・貢献 日本国内での支援活動

東日本大震災への支援活動

迅速な支援活動を実施

 2011年3月11日に発生した東日本大震災の被災地に対し、当社は日本赤十字社を通じて2億円の義援金を送りました。あわせて当社グループ内で募金を集め、約480万円を追加で寄付金として提供しました。

 また、当社グループは福島県楢葉町の沖合の磐城沖ガス田にて1984年から2007年までの23年間の長期にわたり天然ガスの生産操業を行ってきた関係でつながりのある福島県内の被災地に向け、緊急支援物資として、飲料水、米、おむつ、ガスボンベ、ガスコンロなどの生活必需品を、当社グループが保有するトラックにて避難所へ直接お届けしました。

 震災復興への取り組みは長期化が見込まれていますので、被災された皆さまが一日も早く平穏な生活を取り戻せるよう、当社としても、ボランティアの派遣など、引き続きできる限りの支援を行っていきます。

海外で生産する原油・LNGを日本の発電所へ

 震災により稼働停止となった発電所の代替として、稼働可能な石油・天然ガス火力発電所からの電力供給が増えています。当社では電力会社からの要請に基づき、当社が海外で権益を保有し生産する原油・LNGを4月から5月にかけて発電所に向けて追加で供給しました。今後も要請があれば、可能な限り対応していきます。

石油製品を被災地へ

軽油を積んだタンクローリー
軽油を積んだタンクローリー

 震災発生後間もない3月中旬から4月上旬にかけて、被災地における深刻な燃料不足の連絡を受け、当社グループの製油所において、国産原油から精製・製造している石油製品(ガソリン・灯油・軽油・重油)計約400KLを、グループ会社が保有するタンクローリー累計21台にて福島県内の被災地に提供しました。

 提供にあたっては被災地と連絡を取り合い、ガソリンや軽油については稼働可能なバス会社の給油施設へ搬入し、緊急車両や給水車、復旧作業車に活用していただいたほか、灯油については暖房用燃料として、重油については被災地の病院での非常用発電機の燃料などとして活用していただきました。

 また電力会社に対しては、発電用燃料として国産原油から精製したC重油を緊急出荷しました。

被災地における都市ガスの復旧作業に応援出動

 甚大な被害を受けた宮城県内の都市ガス会社からの要請を受け、山形県酒田市で都市ガス事業を営む当社グループの酒田天然瓦斯では、近隣の都市ガス事業者2社と協力体制を構築し、現地での復旧作業に応援出動しました。大津波により家屋の90%近くが水没した地域での復旧作業となったことから、作業は海水との戦いでしたが、応援に入った他事業者とともに4月下旬から5月下旬にかけて作業に取り組み、予定していた復旧作業を無事に完了しました。

(株)帝石物流  課長代理  佐藤 護
(株)帝石物流
課長代理
佐藤 護
従業員の声
 大震災後間もない3月17日、飲料水、毛布等をはじめとする支援物資を山積みした14トン車を運転しながら、被災された方たちに一刻も早く届けたい思いを胸に、福島県相馬市に向けてひたすらハンドルを握りました。避難所に到着すると「ありがとう、助かるわ、手伝うよ」など多くの声をかけていただきました。荷物を次から次と降ろしてもらい、2時間かけて積んだ荷物もわずか40分ですべて引き渡すことができました。被災された方たちの感謝の気持ちに直接接することができたことで、物流会社の使命を痛感するとともに、ドライバー冥利に尽きると感じました。

地域社会への支援活動

森づくりサポート事業

森づくりサポート事業
森づくりサポート事業

 当社では、森づくりを通じて地球環境保全を図るとともに、地域交流を深めること、また従業員の環境意識を高めることを目的に、新潟県が進める「森づくりサポート事業」を活用した森づくりを行っています。

 この事業は、新潟県の仲介により手入れの行き届かなくなった土地を土地所有者から提供を受け、森づくりを行うものです。南長岡ガス田地上付近の土地約0.8ha、協定期間を10年間とし、植栽等を予定しています。

 2010年秋、2011年春に開催した計2回の活動には、従業員、家族、地域住民の方々など総勢約160名が参加しました。第1回の活動ではブナ、コナラ、もみじなど300本を植えたほか、主に子どもたちを対象としたエコ教室を開催しました。第2回の活動では、雪で倒れた苗の補助作業のほか、キノコのコマ打ち(原木に種菌を植え付ける作業)にもチャレンジしました。2011年秋にはこれまでの樹種に加えてクルミなどを植え、収穫できる恵みの森として継続的に活動を進めていきます。

国内事業本部  業務管理ユニット コーディネーター  青柳 則之
国内事業本部
業務管理ユニット
コーディネーター
青柳 則之
従業員の声森づくりサポート事業
 当社が取り組む「森づくりサポート事業」のような森づくり活動を立上げるに際して、当社の森づくりのコンセプトや森の名称をどうしたらよいか皆で知恵を出し合いました。
 この地域に合う樹種は何か、また草木などの知識も不足していましたが、新潟県とともにサポートしていただいた中越よつば森林組合様、記念樹としてもみじの苗木を寄贈いただいた越路もみじの会様、土地所有者をはじめ多くの地域住民の皆さまのご支援やご協力を得て、無事立ち上げることができました。

地域イベントへの参加・協力

 当社は国内の操業地域で、さまざまな地域イベントに積極的に参加・協力しています。

 国内の主力生産拠点である新潟県長岡市では、毎年、長岡まつり大花火大会に協賛しています。新潟県柏崎市では、柏崎潮風マラソンへのランナーおよび選手サポートのために社内でボランティアを募ったり、ぎおん柏崎まつりへの花火の協賛をしています。2010年7月のぎおん柏崎民謡流し、8月の新潟まつり大民謡流しには当社関係者からそれぞれ100名を超える踊り子が参加しました。そのほか、新潟県新潟市、上越市、秋田県秋田市でも、花火大会に毎年協賛しています。

 千葉県では第65回国民体育大会(ゆめ半島千葉国体)の開催にあたり、協賛しました。

 当社はこうした地域イベントへの参加・協力を通じて、ステークホルダーである地域社会・地域住民の方々からの当社や当社事業への理解促進を図るとともに、企業市民として地域と共生することを目指しています。

潮風マラソン
潮風マラソン
ぎおん柏崎まつり
ぎおん柏崎まつり
長岡まつり
長岡まつり

東大公共政策大学院での寄付講座

国際シンポジウムのパネリスト
国際シンポジウムのパネリスト

 日本のエネルギー政策推進に必要となる人材の育成や、エネルギーセキュリティの重要性に対する社会の認知度を高めること、またエネルギー政策、およびそれと深いかかわりのある環境問題についての研究、教育活動に貢献することを目的に、当社は東大公共政策大学院において、2010年4月から3年間にわたる寄付講座「エネルギーセキュリティと環境」を開設しています。

 本講座では、エネルギー政策や環境政策をテーマとした講義、世界のエネルギー問題や環境問題を取り巻く重要な課題についての研究会のほか、年に1回、国際シンポジウムを開催しています。

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