CSR - CORPORATE SOCIAL RESPONSIBILITY -

生物多様性保全

生物多様性保全についての考え方

 生物多様性保全については、IFCのパフォーマンススタンダードに基づき、「生物多様性の保護および保全」「再生可能な自然資源の管理と利用」を最優先に取り組んでいます。パイプラインやプラントの建設、油田の生産操業において、環境影響評価をもとに、対策および代替案の検討を実施し、最終的な影響を最小とするようにしています。

国内の生物多様性保全対策

直江津LNG受入基地の緑化整備に向けて

 当社は、直江津LNG受入基地(新潟県上越市)の建設に際し、工場立地法により、基地敷地全体の25%に相当する約6haを緑化する計画です。2013年10月まで高・低木等合計60万本の植栽を行う予定で、この緑化計画を通じて、直江津港周辺地域において、将来野鳥が飛びかう豊かな森づくりを目指しています。

富山ライン建設工事に向けての環境調査
猛禽類調査
猛禽類調査

 当社は富山ライン建設工事の一環として、自然環境に配慮した工事を行うために、山岳部において環境調査を行っています。2010年12月から貴重な猛禽類の出現状況調査を開始するとともに、想定される希少両生類等の調査を引き続き行い、建設工事の際、生態系に影響をおよぼさないよう対策を講じていきます。

 また、予定ルート全般に対し、水文調査や水質調査を行うことにより、地域における水環境への影響を注視しながら進めていきます。

海外の生物多様性保全対策

アブダビにおけるサンゴ礁再生可能性調査
サンゴ幼生着床具による調査
サンゴ幼生着床具による調査

 当社グループは、アブダビ環境庁より、アラビア湾において白化が進んでいるサンゴ礁再生への協力要請を受け、2010年3月より2年間の計画で、アブダビ海域においてサンゴ礁再生に関する調査を共同で実施しています。石垣島周辺域のサンゴ礁再生事業で著名な東京海洋大学の岡本峰雄教授の協力を仰ぎ、サンゴ幼生着床具を用いてサンゴの産卵時期や幼生の着床数・生存率を調査しています。

インドネシアにおける環境・社会影響評価

 アバディガス田開発プロジェクトでは、インドネシアの法令に基づいた環境・社会影響評価を進めています。これまで行った現地公聴会ならびに現地関係者に対する聴き取り調査等の結果も踏まえ、プロジェクトに伴う環境・社会に対する影響を軽減すべく、今後本格的なフィールド調査を行う予定です。

豪州における生態調査
ダーウィン湾のイルカ
ダーウィン湾のイルカ

 当社グループでは、豪州で計画を進めているイクシスプロジェクトにおいて、海洋生物などの生態系に配慮した開発計画を策定し、実施しています。ダーウィン湾では、航路確保のために必要となる浚渫作業について、ダーウィン湾に生息するイルカ等に与える影響を考慮して生態調査を実施し、国際基準などを精査した上で、作業方針を慎重に検討しました。その結果、海底の硬い岩盤の除去作業においては、水中発破ではなく通常よりも大型のカッターを備えた浚渫船により岩盤を削り取ることとするなど、生態系への影響を最小限に抑える努力をしています。

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