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NIS諸国

ユーラシア(欧州、NIS諸国)
  1. 北カスピ海沖合鉱区(カシャガン油田ほか)
  2. ACG油田
  3. BTCパイプライン

カザフスタン: 北カスピ海沖合鉱区(カシャガン油田ほか)

契約地域 事業会社(設立) 権益比率
(2009年12月末時点、*はオペレーター)
北カスピ海沖合 インペックス北カスピ海石油株式会社
(1998年8月6日)
同社7.56%
Eni 16.81%
ExxonMobil 16.81%
KMG 16.81%
Shell 16.81%
TOTAL 16.81% ConocoPhillips 8.40%

(*オペレーターは、全コントラクターから構成されるNorth Caspian Operating Companyが操業会社としてその役割を担っている)

当社は、1998 年9 月にカザフスタン北カスピ海沖合鉱区の権益を取得し、現在の当社の参加権益比率は約7.56%となっています。

同鉱区では、1999 年9 月より掘削された試掘第1 号井にてカシャガン油田を発見しております。カシャガン油田は、カザフスタン領カスピ海における最初の発見であり、世界的な油田発見の歴史からみても有数の巨大油田です。同油田では、段階的な油田開発が予定されており、現在第一段階開発(Experimental Program)が進められています。また、計画では全体開発完了時に日量150 万バレルを目標としています。

また、カシャガン油田のほかに、カラムカス、南西カシャガン、アクトテ、カイランの4 構造にて炭化水素の存在が確認されており、カシャガン油田開発と並行してこれら既発見構造の評価作業を進め、同鉱区からの更なる生産拡大を検討しています。

アゼルバイジャン: ACG油田

契約地域 事業会社(設立) 権益比率
(2009年12月末時点、*はオペレーター)
ACG
(アゼリ・チラグ・グナシリ)
インペックス南西カスピ海
石油株式会社
(1999年1月29日)
同社10.00%
*BP 34.14%
Chevron 10.28%
SOCAR10.00%
Statoil Hydro 8.56%
ExxonMobil 8.00%
TPAO 6.75%
Devon Energy 5.63%
伊藤忠商事3.92%
Hess 2.72%

当社は、2003 年4 月にアゼルバイジャン南カスピ海沖合のACG(Azeri・Chirag・Gunashli: アゼリ・チラグ・グナシリ)油田の10% 権益を取得しました。

ACG 油田では、既に生産中であったチラグ油田に加え、2005 年2 月にアゼリ油田中央部、2005 年12 月にアゼリ油田西部、2006 年10 月にアゼリ油田東部、そして2008 年4 月にグナシリ油田深海部より原油生産を開始しています。現在、鉱区全体生産量が日量100 万バレル規模に達するべく、作業を継続中です。

生産された原油は、主として2006 年6 月に本格稼動を開始した主力の輸送ルートであるBTC パイプラインによりバクーからグルジアを経由してトルコのジェイハンまで輸送され、地中海より出荷されています。

BTCパイプライン

契約地域 事業会社(設立) 権益比率
(2009年12月末時点、*はオペレーター)
BTCパイプライン INPEX BTC Pipeline, Ltd.
(2002年10月16日)
同社2.5%
*BP 30.1%
SOCAR25%
Chevron 8.9%
Statoil Hydro 8.71%
TPAO 6.53%
Eni 5%
TOTAL 5%
伊藤忠商事3.4%
ConocoPhillips 2.5%
Hess 2.36%

当社は、2002 年10 月にBTC パイプラインプロジェクトの2.5% 権益を取得しました。

BTC パイプラインは、カスピ海沿岸のアゼルバイジャンのバクー(Baku)を起点とし、グルジアのトビリシ(Tbilisi)を経由し、地中海に面するトルコのジェイハン(Ceyhan)に至る総延長約1,770km、輸送能力日量100 万バレルの原油輸送パイプラインで、2006 年6 月より本格稼動しています。BTC パイプラインは、主にアゼルバイジャンのACG 油田で生産される原油を輸送するために建設されましたが、将来的にカザフスタンのカシャガン油田で生産される原油なども併せ輸送することも視野に入れ、輸送能力を日量120 万バレルに増強しています。

ジェイハン出荷基地には、貯油量約100 万バレルのタンクが7 基設置され、全長2km の桟橋では30 万トン級のタンカーが同時に2 隻着桟可能となっています。

当社は、世界でも有数の巨大油田群であるアゼルバイジャンのACG 油田及びカザフスタンのカシャガン油田の開発に参画していますが、BTC パイプラインの完成により、船舶の混雑が顕著なトルコのボスポラス海峡を経由せずに、直接地中海から大型船舶による原油の出荷が可能となったことから、今後増加が予想されているACG 油田及びカシャガン油田の生産原油の輸送においてBTC パイプラインが大きく貢献していくことが期待されています。

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